西純矢投手の経歴は?野球界の二刀流がすごい訳はなぜ?

スポーツ

18日、神宮球場でのヤクルト対阪神戦、阪神先発西純矢投手
のプロ初本塁打にスタンドがどよめきましたね。

先発投手のホームランに「二刀流目指して!」「大谷君に続く二刀流選手が阪神にいた!」と注目されました。

二刀流の素質を魅せた西純矢投手の経歴は?野球界の二刀流がスゴイ訳はなぜかを調査しました。

西純矢投手の経歴は?

広島県廿日市(はつかいちし)出身。
小学校2年生から野球を始め軟式少年野球チーム「鈴が峰レッズ」に入団。
廿日市市立阿品台中学時代は少年硬式野球クラブチームの「ヤングひろしま」に所属し3年生の時には野茂英雄氏が総監督を務め、アメリカへの遠征をおこなう「野茂ジャパン」(ボーイズリーグを中心とした選りすぐりの選手15~16名が選ばれる。)に選出されます。
この「野茂ジャパン」経験者のドラフト上位指名者は50%以上とも言われています!
岡山の創始学園高校時代では1年生からベンチ入り、2年春からエース。2年夏の岡山大会で準決勝の倉敷商戦で完封、甲子園出場をはたします。長崎県の創成館との試合では16奪三振完封勝利を挙げています。創成館の監督は「最高の投手に当たってしまった。」と西投手を称えるコメントをされています。

バッターとしても凄かった!

甲子園は2回戦敗退となりますが、U-18代表に選出されます。投手としてチーム最多の4試合防御率1.35の成績を残し、大会本塁打王を獲得しています。
高校通算本塁打は25本、奥川恭伸(星稜)、佐々木朗希(大船渡)、及川雅貴(横浜)と共に「高校BIG4]と呼ばれます。

プロ入り後は

2019年ドラフト1位阪神入団
2021年5月19日一軍昇格当日のヤクルトスワローズ戦にて初登板初先発。与四球4でピンチを招くこともあったが5回無安打1奪三振無失点と好投しプロ初当番にして初勝利を手にする。ドラフト1位の高卒投手が初登板初勝利を挙げるのは球団史上初。19歳8か月での記録はドラフト制以降では最年少という快挙でした。

そして今回8番投手として初完投、初本塁打の記録を残しました。

投手と打者の二刀流は正反対の役割

野球界の二刀流がすごい訳はその役割にありました。

投手と打者では使う筋肉が違う。
投手と打者では集中力や気持ち維持の場面が違う。
投手は打者を抑え得点を与えない役割、打者には打撃や走塁で1点でも投手から得点を得る役割があります。つまり正反対の役割があるということです。

全く正反対の役割を高いレベルで同時にこなすのはかなりの難易度と言えます。

二刀流は訓練でなる事ができる?

脳には「同時並行脳」という複数のことを同時に高いレベルで処理する能力があり野球の「二刀流」が出来る選手はこの能力に大変優れていると言えます。
もちろん人それぞれ身体能力は違いますが「同時並行脳」は訓練によって鍛えられると言います。
選手の可能性を見出し、投手専門、バッター専門と役割を決めてしまわないで二刀流の機会を認めている球団の環境も大きいですね。

まとめ

阪神にも二刀流がいたと注目されている西純矢投手。
やはり学生時代から成績を残している選手でした。
投手と打者の正反対の役割を高いレベルでこなす二刀流。

これからも西純矢選手の活躍が楽しみですね!

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